コンビ結成は98年。幼稚園から予備校までの同級生で大変仲の良かった2人で結成した。基本的に正統派しゃべくり漫才のスタイルをとる。ショートコントや決まり文句、小道具などを用いることは少ない。漫才の途中で徳井のテンションが豹変し、妄想がエスカレートしていくネタは「妄想漫才」として定番になりつつあり、歴代のM-1決勝でのキャッチコピーは「暴走するイケメン漫才」「華麗なる妄想族」などとされた。
テレビやライブなどではコントを披露することもあるが、徳井の変態キャラが暴走する内容が多い。「ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円SP」では、制限時間内に笑えるネタをとっさに披露しなければならないが、ここでも徳井の変態キャラが発揮され、司会の内村光良からは「出ました!徳井の異常キャラ」とも言われている。
CS放送や地上派深夜番組などのトークでは徳井によるえげつないまでのエロネタが多い。「イケメン」とあちこちで言われ続けていること、女性ファンが多いことにもお構いなしに徳井ワールドが炸裂する。
M-1決勝戦には過去3回進出したが、第1回では審査得点が10組中10位と散々な結果だった。その後は3年連続で準決勝敗退。2005年は再び決勝に返り咲き、彼ら独特の漫才を見せたことで5位という成績を残した。
2006年決勝大会には優勝候補の一組とも言われ、審査員全員から1位の評価を受けてトップで通過、最終決戦でも審査員全員の票を集め、史上初の満票優勝を果たした。M-1第1回から苦渋を味わい、6年かかってようやく頂点をきわめることとなったのである。徳井は優勝後「M-1によって傷つけられ、M-1によって報われた」と語っている。